No.0841 それでも死ぬのが怖い

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生きるのも怖い。しかも不安だ。痛みもつらさも生きているから感じる。そして、その経験になんの意味もない。
見知らぬ人の人生が今の私に全くなんの意味もないように、私の人生も全くなんにも意味がない。
意味がない人生を生き続けることは怖い。不安だ。(繰り返す)

それでも、この「私」が消えることを考えるとやはり死ぬことはとても怖いことだ。
死んだ瞬間「私」は「楽」にすらならなくなる。「無」だ。虚無な人生を終えて無に返る。無から生まれてきたように。
もう覚えていない頃の私の人生は、寝てしまった後の私と似ていて、死に近い気がする。そして「私」からは、まだ遠い。
案外近いのかもしれないが、そこは怖いから考えない。

死にたくて死にたくてしょうがない瞬間が何度もあったけれども結局それが瞬間であることを学習してしまったので、どんなに絶望しても何となく生き続ける自分を想定できる。そして、そう思った瞬間死が恐ろしくて恐ろしくてしょうがないのである。

関係ないがしょうがないって「しようがない」で仕様がない→設計もできない的な連想をしていたのだけれども、緒にも就かない→しょうもない とかが語源だったりするんだろうか。
緒に就くという言葉を初めて観たのでちょっとそんなことを考えた。
ググったら仕様がないでいいみたいだw

まぁそんなわけで、最近は死ぬのが怖いと思いつつ早く楽に死ねたらいいのにとも思います。
怖いのも生きてる間だけだしね。

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