No.920 現代語訳 枕草子
2016年5月25日
大庭さんが清少納言大好きなんだろうというのは伝わってきたw
でもやっぱり清少納言の性格が悪い気がするwww まぁ、現代の価値観で見ても意味ないのだろうけど、あまりお近づきにはなりたくないタイプの人のような感じ。
歌が嫌いだという人の手紙の返事に歌を書いて、返事がないことをわざわざ書いておくあたりが苦手。
たぶんかつて契った仲だとか兄だとか別れた夫だとか何とかそういうところも私の苦手センサーに引っかかってる。
歌の説明や漢詩の説明、行事の説明が本文に書いてあって、原文からそうなんだろうか。サービス精神は旺盛だなぁと思った。親切。
全段ではなく抜粋した段だけの現代語訳なのでちょっと物足りなかった。それなら原文と併記してくれた方が良いかなぁ、と。
(角川ソフィア文庫のは併記されてるっぽい)
ほかにも桃尻語訳のがあるので読んでみようかなぁ。(上中下で三冊もある(^_^;
枕草子―付現代語訳 (上巻) (角川ソフィア文庫 (SP32))
- 作者: 清少納言,石田穣二
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- 作者: 橋本治
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私は橋本治の桃尻語訳から入りました。
高校ですっごく成績が悪くて、「何か一つでもクラスで一番を目指そう」と枕草子と書かれた本を手に取ったけど、当時の選択コース「理数系」。
昔から明後日な方に突っ走る性格です。
そうそう、枕草子から入ったきっかけが「急いで縫い物してるときに糸端をたま結びしわすれた時の悔しさ、ぐぬぬ」みたいな話が国語便覧に載ってて、(なんか気が合いそう)と思ったから。
川とか滝とか地名とか出されても、さっぱりピンと来ないんだよなぁ~。京都近いと「あーそうねそうねいいねいいねぇ~」ってなるんだろうとか勝手に思ったw
植物の色とか着物の色とかすっと連想できないから色彩イメージがさっぱりだし(´・ω・`)
全体的に知識が不足してて楽しめない感じで残念。
前述の『嘘みたいな本当の話』で言うところの「同一のエクリチュール」を共有してない感じだったなぁ(エクリチュールの使い方怪しい)
あの本の中でも魚市場で魚を物色して急に人と半身ずつ魚を買う話は、あー私この人と会話できないなぁと思った(金目鯛の食べ方を聞かれて湯通ししてお作りにすると答える)
知識が不足してるのに加えて、その知識は私の生活では使わない事が確定してるというか、別の世界の生活してる人って感じで、ちょっと距離感じる。
それこそ国語便覧で図入りとかで説明されてそうだよなぁ~。もう一度ゆっくり読み返したいなぁ。ああいうのも図書館にあるのかなぁ
ググったらうちの市の図書館に便覧がつく書物はなかったー。教科書とかもないかー。借りれたらいいのにねぇ
川とか滝については、あの人たち社会的に作られた引きこもりだから本人も実物しらないのが基本ですよ。
掲示板まとめに「かっこいい滝で打線組んだンゴwww」「大正義 布留の滝やで」みたいな文章でしょあれ。
まあ、現代の掲示板の画像載っけたりほど親切設計じゃないけど。