No.1048 なんか、なんかなぁ・・・(恐怖)

『べっぴんさん』で主人公達は割とお店が安定してきて、子供達の話題に移ってます。
主人公グループは4名で、そのうちあけみさんは未婚で子供もいません。
主人公、すみれの子供はさくら
良子の子供は龍一
君枝の子供は健太郎

健太郎が一番優等生でしっかりしてる感じで、竜一は高校にも進学せずにふらふら。さくらは龍一に誘われてジャズ喫茶に通い始めた感じのストーリーでした。

これねー働く女性を応援するスタイル取りつつ恐ろしいなぁ、と思ったんですよ。何が恐ろしいのだろう。

幼少期から龍一はちょっと発達障害系を疑わせる描かれ方でした。人の倍手間暇かけてあげなきゃね、みたいなことを言われていて。
しかし、龍一の家庭が一番大人の手がないのです。描かれてないだけなのでしょうか。
すみれの家にはキヨさんという女中さんがいます。
君枝の家には姑が同居しています。
幼少期、保育所を断られるほどいうことを聞かない龍一に、頭を悩ませる両親の姿が描かれましたが、それに対するサポートはまるでないようでした。
君枝の姑が龍一を「イイコよ~」ってフォローくらいですかね?
龍一に困り果てた良子の夫に対し、君枝の夫が「育児なんて女房に任せときゃいいんですよ」って言ってたのもちょっと関連するのかなぁ。

なんだか、朝ドラ視聴者層(祖母世代)へ媚びる声が聞こえてきませんか?
やっぱりねー嫁が働いてる以上、姑がしっかり育てた子供が優秀になるんですよー。赤の他人の手もないよりは良いですけどねー。もちろんそれすらないご家庭の子供は荒れますよねー。
みたいな。

あけみさんを抜かして3人は女学校の同級生で、それぞれ金銭面では豊かなはずなんですけどね・・・。
戦争でリセットされてるとしてもキアリス(子供用品店)が盛況なのだし。

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