No.1294 死を悼むはずが政治に巻き込まれる

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伯母2がなくなった。うつ病だったので自殺かと思ってしまった。違ったのでほっとしてしまった。
最初は親だけ行くようなことを言っていて、私は香典包めばいいだけって感じで話が終わったのに後に親から鬼電。

従兄弟T(叔母の息子)が参列するからお前も来いってことらしい。

母は一番気の合う伯父1が死んでしまい兄妹の中で孤立しがちだ。叔父と叔母は公務員で、自営業の母は微妙にコンプレックスを持っているのだと思う。
祖母の財産管理などで伯父2に母は「でしゃばり」というようなことを言われて大層悲しんでいた。
まぁ、そのほか叔母を思う姉心と妙な優越感と劣等感は聞いていてきりがない、というほど聞かされてきた。

伯父2は北海道に遊びに来た時伯母2の悪口ばかり言っていた。ストレスで難聴になったり入院したりしていた。
離婚したがったが相手の実家に難色を示されて離婚できなかったような話も聞いた。。

家族の鬱を支えた美談の陰には多くの悲劇があるのだろう。身近な人間にしかわからないことも多かったのだろうなぁ、と思う。

詳細は知らないのだが、伯母2が医者嫌いで、体調不良を訴えたときに「どうせ言っても医者行かないんでしょ」って感じで家族みな、流してしまったらしい。
その日の午後には他界してしまった。やりきれない思いを抱えているだろうと思う。

妙に張り切ってる母と、酔うと「ばあちゃんみたいな状態で生きてるのが意味あるのか」みたいな哲学ぶって人の心を踏み荒らす父と、叔母の顔も思い出せない、血が騒ぐサラブレットの私・・・。
さらに伯母2の兄妹なども来るらしいので様々なパワーバランスがとられるのだろう。面倒だなぁ。

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